『ずっと我が家』プロジェクトとは?

2015年は団塊の世代が65歳を迎えるなど、大きな社会の転換期が到来します。社会福祉法人上溝緑寿会は、設立20周年(2014年)を迎えるこの時期に、法人理念「人生はいつでもあなたが主役です」の原点に返った取り組みとしてこの『ずっと我が家』プロジェクトを行うこととしました。

2015年 団塊の世代は65歳に…

エントランス 2015年…この年は日本社会にとって大きな節目の年となります。約800万人といわれる「団塊の世代」の皆さんが65歳を迎え、超高齢社会の本格的な幕開けとなる時期です。

社会福祉法人上溝緑寿会は、1994年11月14日に設立されました。以来、コスモスセンター(1996年〜)、グループホーム・認知デイ秋桜(2006年〜)、相模原市立星が丘デイサービスセンター、星が丘地域包括支援センター(2006年〜)と3つの拠点で、地域での高齢者ケアの実践を重ねてきました。2014年という超高齢社会の幕開け前夜に法人設立20周年を迎えることとなります。

上溝緑寿会の新たなチャレンジ…『ずっと我が家』プロジェクト

土蔵 私たちは、「人生はいつでもあなたが主役です」という理念のもとに「住み慣れたところでいつまでも暮らせる地域社会の実現」を目指してきました。一方、2000年に開始された介護保険制度が改正を重ねていく中で、営利法人、NPO等が介護保険に参入するなど社会福祉法人を取り巻く環境は激変し、収益状況は年々厳しくなっています。
そこで、高齢社会が新たな段階を迎えようとするこの時に向けて、法人理念の原点に帰ったチャレンジを行うことにしました。それが「『ずっと我が家』プロジェクト」です。

このプロジェクトでは、私たちの今までの実践と技術を、『ずっと我が家』の視点から再構成して組み立てます。そのために新たな拠点を整備し、既存の事業と合わせて法人全体の事業を再構築します。
設立20周年を迎える法人の理念実現に向けて、『ずっと我が家』を地域の高齢者の皆さんが実感できる支援を法人職員が一丸となって組み立てます。

相模原市中央区上溝に新たな『ずっと我が家』応援拠点(仮称)を建設します

桜 相模原市中央区上溝の中心部にある土地(約1,000坪)に新たな拠点として『ずっと我が家』応援拠点(仮称)を建設します。「社会福祉施設の用地」として法人へ寄付するご意向をいただいた土地は、上溝本町地区にあります。古家、土蔵、日本庭園の周りを、竹林、桜、欅等が取り囲み、街中であるが自然豊かな土地です。 

この土地に、豊かな自然環境を生かしながら、お泊り(ショートステイ定員40名)、通い(デイサービス定員40名)、在宅生活支援(ホームヘルプ)の3つの機能の複合拠点を建設します。ここで、相互に連携したサービス提供を実現するとともに、子どもや大人、様々な地域の方が交流する場を提供します。

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